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ぼちぼち 鍼灸道

「鍼灸道は一日でならず」  グッサン先生の鍼灸修行日記

謎の胃痛

週明けから胃の調子が良くない。

 

食前・食後は何ともないのですが、食後6~7時間後に胃が焼けるように痛み、ゲップが頻発するんです。

胃潰瘍は食後2~3時間で痛むし、十二指腸潰瘍は空腹時に痛むと習いました。私の場合は食事を抜くと痛みがないので、十二指腸潰瘍ではないんですよね。

実は、昨夜は食後7時間たって、胃の痛みで目ざめ、嘔吐したらその日に食べた食事が消化されずに残っていたんですね。どうも消化不良を起こしているようです。

漢方薬局を経営している鍼灸師仲間のIさんから「黄連解毒湯」と「加味逍遥散」を服用するように言われました。

 

【黄連解毒湯】

「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」は、漢方の原典である『外台秘要方(げだいひようほう)』に記載されている漢方薬で、体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色が赤っぽく、いらいらする傾向がある方の「胃炎」、「二日酔」、「不眠症」、「神経症」等に用いられています。(ツムラHPより)

「黄連解毒湯」の画像検索結果

この薬には下の4つの生薬が含まれています。


・黄連(おうれん)

キンポウゲ科の植物。主に血圧を下げる効果が期待される。

・黄芩(おうごん)

シソ科の植物のコガネバナの根の部分。炎症や肝繊維化を抑える。

・黄柏(おうばく)

ミカン科の木肌や樹皮の部分。血圧を下げたり、血管を弛める作用。

・山梔子(さんしし)

アカネ科のクチナシ。胆汁の分泌または排泄を促進する働きや肝臓の保護、下痢や胃の運動を抑える、痛み止めなどの効果がある。

 

【加味逍遥散】

「加味逍散(かみしょうようさん)」は、漢方の著書である『和剤局方(わざいきょくほう)』に記載され、多くの女性に用いられてきた漢方薬です。
疲れやすい、肩こり、イライラ等のある体力中等度以下の方の「更年期障害」、「月経困難」、「月経不順」、「冷え症」、「不眠症」等に用いられています。(ツムラHPより)

「加味逍遥散」の画像検索結果

含まれる生薬は「当帰・牡丹皮・芍薬・柴胡・山梔子・甘草・生姜・茯苓・蒼朮(白朮)・薄荷」の10種類です。

・当帰

血を補う作用もあり血虚を併せ持つ陰・虚の証の人にも効果的。

・牡丹皮

清熱涼血」つまり陽・実の証の人などの高度な「お血」に効果的です。

芍薬

血行の調整、痛みの緩和をつかさどります。
・柴胡

肝を保護し、上腹部の熱感や精神症状にも効果があります。

・山梔子

黄疸や熱を取り除きます。

・甘草

筋肉の緊張をゆるめ、性質の違う他の生薬の調整をはかります。
・生姜

体を中から温めるとともに体の中の水のめぐりを良くし、吐き気などを止める作用があります。

・茯苓・蒼朮(白朮)

体の中の水のめぐりを改善し、むくみを取り、胃腸の働きを良くします。
・薄荷

清涼・沈静作用がありイライラなどの精神症状に即効性をもって効きます。