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ぼちぼち 鍼灸道

「鍼灸道は一日でならず」  グッサン先生の鍼灸修行日記

しょうぶ湯

屋根よ~り た~か~い 鯉の~ぼ~り~♬

今年の広島カープも強いですね~!! うれしい限りです。

 

さて、そんな今日は 5月5日の「端午の節句:こどもの日」です。

五節句の一つで、男の子の元気な成長を願い、母に感謝する日とされていますが、昔は女性のための節句だったみたいですね。

 

そもそも5月は悪月とされ邪気が多い月だったようです。その邪気を払うために軒先にヨモギの葉や、ショウブの葉を飾っていたみたいです。

※5月病はこの邪気にあてられて気力がなくなり、精神的に参ってしまう病です。

ショウブの葉は剣に似て、その独特の匂いが邪気を払うようです。

また、ショウブは「勝負」や「尚武」の文字に通じることから、男子が元気・勇壮に育って欲しいと願うことから男の子の節句になったようです。

そんなショウブの葉をお風呂に浮かべて入る「しょうぶ湯」が私は大好きです。

毎年、自宅の湯船にショウブの葉を浮かべるのですが、今日は近所の銭湯で「しょうぶ湯祭り」を開催しているようなので、そちらに行くことにします。

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しょうぶ湯にはその香り成分の「アザロン」「オイゲノール」という精油の薬効として・血行促進・冷え性・腰痛・神経痛・筋肉痛・リウマチ・肩こりに効果があります。しょうぶ湯の独特の香りを体いっぱいに体感して、疲れを洗い流してきま~す。

風呂上りには、柏餅を食べながら プロ野球中継(阪神戦)を楽しみたいと思います。

 

せいろ灸

先日の勉強会で、手塚先生から教えていただいた「せいろ灸」を試してみました。

材料は100円ショップで揃います。

準備するのは、竹で編んだ「せいろ器」と台所の「排水金網」だけです。

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これに棒灸の使い切った最後の部分に火をつけて使います。

下から少し灰が落ちてくるので、下に手拭いを広げてお腹の上で試してみましたよ。

ポカポカとってもいい気持ちで、つい ウトウトしてしまいそうです。

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せいろの蓋があるので、煙も抑えられます。

この蓋の上に、コーヒーかすを乗せると、モグサのにおいが半減します。

今後、うちの治療院のメニューに入れようと思っています。

試してみたい方は予約時にお申し付けください。

 

東洋医学臨床研究会(胃腸の不調)

東洋医学臨床研究会は東鍼校の元講師「手塚忠幸先生」の勉強会です。

今回は胃腸の不調に対する東洋医学的アプローチを学びました。

胃腸の不調は主訴となることはあまりありませんが、多くの患者様が訴えておられる症状です。そして、その原因がはっきりしないことも多く、西洋医学においても「機能性胃腸症」という病名が付けられています。

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この機能性胃腸症内視鏡検査などでもガンや潰瘍といった器質的疾患が見られないにもかかわらず、胃の痛みやもたれ感、食後の膨満感、不快感などを覚える疾患で、明確な病名が付けられないので、とりあえずこの病名を付けておこう・・・と言った類のものだそうです(意見には個人差があります・・・)

西洋医学ではどのようにアプローチしてよいか判らない、こんな症状こそ、東洋医学の出番ではないでしょうか?

特に胃腸の不調は、鍼灸の効果が出しやすいのです。(鍼治療をしている時に、患者様の胃腸がゴロゴロ動き出すことは意外と多いですよね。)

今回の研究会では、胃腸の不調に対して、どのように証を立て、どんなアプローチをしていくのか、整理して教わりました。

午後の臨床練習では、実際に鍼を刺し、胃腸が活性化していく様子を体感しました。

胃の具合があまりよくないという患者さんが来院されたら、自信をもって治療に臨めるようになりました。

 

※この研究会は会員募集中です。ご興味のある人は、ご連絡ください。

疲れた時には これ1本!!

漢方の栄養ドリンクを紹介します。

「生脈飲」(Shengmaiyin)

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漢方薬局を経営している友人から頂いたものですが、私にはとっても相性が良いようで、よく愛用させていただいています。

 

1ケースに10本入っています。疲れた時に1本づつ飲んでいます。

私の拙い中国語読解力で説明書を読み解きました。

 

成分:人参、麦門冬、五味子、その他砂糖、防腐剤

主治:益気(気を補充すること)、養陰(冷やし潤す力を補充すること)生津。心悸、盗汗などの症状に適応。

用量:1日3回、1回1本(10ml)を服用

注意:
①消化しにくい食べ物を避けてください。
②風邪で熱が出た時、服用しない方が良い。
③糖尿病・高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病などの慢性病の重い方は医師のご指導の上服用してください。
④子供、妊婦、哺乳期の方は医師のご指導の上服用してください。
⑤ 心悸・気短の方は病院へ行って医者の診察を受けて下さい。
⑥服用してから4週間立っても効果がない場合、医者の診察を受けて下さい。
⑦本品を飲んでアレルギー症状が出た場合、服用を中止してください。あるいはアレルギー体質の方は慎重に服用して下さい。
⑧他のお薬を飲んでいる場合、医師のご相談の上服用してください。

 

ん・・・やばい、私は糖尿病体質だから、飲むのを控えたほうが良いのかな?

でも、飲むと体調がすこぶる良くなるので、体質にあってるんだろうな。。ということで今後も疲労がたまった時には、お世話になる予定です。

ネットで、1箱(10本入り)750円前後、まとめ買いすると1箱600円くらいで購入できますよ。

漢方医語辞典

師匠 山下先生の教えで、難経(81難)の原文を読み進めています。

漢文の文字の並びにはずいぶん慣れてきたのだが、単語(熟語)の意味が相変わらず難しい・・・

古典の医学用語はインターネットでも出てこないので、いつも先生に聞いていたのですが、先生からこの本をご紹介いただきました。

ありそうでなかった、この医語辞典。。ネットで調べたら2,000円弱で購入できると分かったので、さっそく注文したのが、本日届きました。

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すぐに、いろんな言葉を調べてみました。

この本だけを眺めるのも結構面白い。

ちなみに「瘀血」という言葉を調べてみると下記のような解説が書いてあった。

興味深かったので、少し紹介しますね。

 

「瘀血」

従来から瘀および瘀血については次のように解釈されていた。

・汚物留滞壅塞するの意、瘀は淤に同じく、淤は淤泥(どろ、ぬかるみ)なり。説文に淤は澱滓濁泥なりと。銭潢曰く瘀は留蓄壅滞なりと。説文に積血という。

これを受け、昭和44年7月 漢方の臨床誌上に柴咲保三氏は次のごとく従来の解釈の誤りを訂正発表された。

・「瘀」には「きたない」「よごれた」「老廃物を含む」という意味は微塵もない。「汚れている」という意味は「汚」という字が用いられる。

・「瘀」は辞雅には「瘀とは一の病なり」とある。

・説文には「積血なり」とあるが、積血とは「血がつまる」と訳すべきで積もった血は必ずしも汚れているとは限らない。だから瘀血とは「血の於する病気」ということになる。

・「於」とは、途中において何かつかえることを意味する言葉である。

従って瘀血とは、血そのものの性状を表す言葉ではなくて、スラスラと流通すべき血が何らかの原因により、つかえてスムーズに流れなくなった状態(病状)をいう言葉である。

・素問の中の「悪血」は「わるい血」という意味ではなく、「おさえられた血」と訳すべきである。

・「瘀血」とは「血のつかえる病気」と訳すのが定法であって、「たまっている血」の意に解するのは正しい訳ではない。

 

過去の説明の訂正なども含め、西山英雄先生の自説も交えて解説されています。

樹氷

社員旅行で蔵王温泉に来ました。

この3月で退職する従業員もいるので、その送別会も兼ねています。

東京では20度を越え、春一番が吹いているとの事ですが、こちらは氷点下(▲11度)の世界です(>o<")

 

でもそのお陰で、山頂の樹氷は圧巻でした。

日本海側からの冷たい海風が運んできた水分が樹枝にびっしりついています‼


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山を降りたあと、温泉街の名物餅屋でお昼を食べました🎵


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医道の日本 2月号

私が師と仰いでいる「山下健」先生の弟子筋にあたる

「加賀美雅恵」先生の臨床記事が医道の日本(2月号)に掲載されました。

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オフィスワークによる疾患の治療を2例ほど紹介されている。

1例目は頸神経根症 2例目はストレス性うつ病 の治療でした。

どちらの症例も基本治療には背部膀胱経への置鍼を原則とした「兪刺鍼」を行っている。

この兪刺鍼の意義は下記の通りまとめられていた。

・膀胱経は少気多血で疲労しやすい性質の経絡であるため、緊張・硬結が生じやすく、循環が落ちやすい。

・膀胱経には内臓の疲労が現れやすく、この緊張・硬結を治療部位にすることで、内臓の働きを高められる。

 

改めて、背部兪刺鍼を行うことの本治としての意義と目的を再確認できた。

数回にわたる兪刺鍼による患者自身の生命力・治癒力の回復を根気強く続ける事の大切さを、患者様に自信を持って伝えていけるようになろうと思う。

 

鬼は外~♬

今日は春の節分、本日を境に冬から春に季節が変わります。

つまり、明日が立春で暦の上では春になります・・・がまだまだ寒い日が続きますね。

 

最近は関東圏でも恵方巻を食べる風習が定着化してきましたね。

私の田舎では恵方巻の事を「丸かぶり寿司」と呼んでいました。

七福神に因んで、七種類の具材を巻き込んだ太巻き寿司です。

縁起を担いで包丁で切らずに1本まるまる食べます。

 

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今年の恵方は北北西です。

願い事を考えながら、黙々と食べきりました。

そのあとで、豆まきもしましたよ。

自分の年齢の数の豆を食べるのが大変になった今日この頃です^^;

 

ショウガ灸

銀座にある「せんねん灸お灸ルーム」で来月開催するお灸教室の打ち合わせを行いました。参加者は70名になるそうです。鍼灸師20名が分担して運営します。

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本日の打ち合わせでは、お灸教室で実施するモグサ作りの練習をしました。

乾燥ヨモギを焙煎すると、ほうじ茶の様ないい香りが立ってきます。

それをすり鉢で十分に擂り、葉柄・葉脈などを粉砕し、ふるいにかけ、ヨモギの葉の裏側にある葉毛と分離します。

すり鉢とふるいを繰り返すと、深い緑色だったヨモギはベージュ色になります。

純度の高い葉毛は、チネオールという精油(アロマオイル)の香りが強くなってきます。

この100%天然アルマオイルの香りがリラックス効果を高め、モグサの燃焼温度を低くし、心地よいと感じられる温度にしてくれます。

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今日は作ったモグサでショウガ灸を楽しみました。

5㎜程度にスライスしたショウガに作ったモグサを乗せ、合谷に据えました。

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ほんのりとした温もりと、かすかな生姜の香りがチネオールの香りと相まってリラックス効果を更に高めてくれます。

 

 

 

 

厚生労働大臣免許保有証

免許保有証が届きました。

これは、「あん摩マッサージ指圧師 、はりきゅう免許証」を保有していることを示 すため の携帯用カードです 。(※東洋療法研究試験財団が発行します。)

免許証に代わるものではありませんが、免許を保有していることを証明できるカードなので、訪問治療に行く時などには自分の資格を証明できるものとして携帯しようと思っています。

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これを機に「免許」って何だろうって、改めて考えちゃいました。

 

大辞林にはこう書いてあります。

 

①一般には禁止または制限されている行為を、行政官庁が特定の場合に特定の人だけに許すこと。許可。

②師匠が弟子に、芸能や武術などの奥義(おうぎ)を伝授すること。また、伝授したことを証して与える許し状。

 

なるほど・・・

患者様を「治療」する行為は一般には禁止されていてるのですが、我々は鍼・灸・手技を用いて「治療」することを許されているわけですね、改めて「免許」を持つ者の責任感を自覚しました。

 

でも、②の意味・・・

つまり師匠から奥義を伝授されたかというと、まだまだマスターしきれていないのが現状ですよ。。。(TT)

本当の意味での免許保有者になるよう、これからも日々精進を重ねて、

鍼灸道を極めていきたいと思いました。

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