ぼちぼち 鍼灸道

「鍼灸道は一日でならず」  グッサン先生の鍼灸修行日記

山下鍼灸院

私の師匠 山下健先生の治療院です。

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毎月第4日曜日に「古典医学研究 鍼和会」という勉強会に参加しています。

山下先生はその講師をされています。

※鍼和会についてはまた別の機会に紹介します。

 

山下先生の治療を自身で受けてみて、その技術を学ぼうと思っています。

取り急ぎ、10回分の回数券を購入して治療スタートです。

 

初診の今日はまず問診から、これといった主訴もなかったのですが、幼いころから患っているアトピー性皮膚炎の治療をお願いすることにしました。

アトピーは子供のころはひどかったのですが、大人になってからは症状は落ち着いてきています。でも春先になると少しかゆみが出てくるんです。

 

先生の基本治療は「兪刺鍼」です。

背部兪穴に浅鍼をして経絡の気血の流れを調整してから、脈状に合わせて本治をします。その後、患者さんに併せた標治をします。

私の場合の標治は提鍼による接触鍼でした。

少し痒かった場所も、熱が引くように無くなっていきました。

これから残り9回、しっかりと先生の技術を習得したいと思います。

アイビー

室内にもグリーンがほしいと思い、洗面台にアイビーを飾っています。

毎朝、顔を洗いながら、声をかけています。

「アイビー」は流通名で正式名は「セイヨウキヅタ」です。

 

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セイヨウキヅタ(西洋木蔦/Hedera helix)セリ目 ウコギ科

通名:アイビー/ヘデラ

 

【分布】

ヨーロッパ・北アフリカ・アジアに分布

 

【生態】

常緑のつる性植物で、観葉植物にされます。

繁殖は挿し木で行います。

日光に当たると葉に模様が入ります。

花言葉は「誠実」「結婚」です。

 

アイビーにはいろんな種類がありますが、

日本で有名なのは甲子園球場のまわりに取り付いているキヅタ。

これは、ウコギ科ではなくブドウ科で写真のアイビーとは違う種でボストン・アイビーとかジャパニーズ・アイビーと呼ばれています。

ブドウ科のアイビーはオー・ヘンリーの有名な短編小説、「最後の一葉」に出てくる植物です。

ウコギ科のアイビーは常緑で落葉しないので、最後の一葉にはなりません・・・

 

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水族館をつくる -うおのぞきから環境展示へ-

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著者 :安部義孝

サイズ:B6判/212頁

定価 :1,890円(本体1,800円)

発行 :2011年3月

出版社:成山堂書店

 

アクアマリンふくしま」の安部義孝館長が水族館の歴史、世界・日本の水族館事情、水族館を支える人々の仕事、美しく生き生きとした水槽作り、世界の海での生物採集のエピソードなど、様々な話題を提供してくれる一冊です。

 

上野動物園水族館」「葛西臨海水族園」「アクアマリンふくしま」など、特徴的な水族館の開館、運営に携わった安部館長の貴重な体験と豊富な知識を織り交ぜながら水族館を語っています。

マグロの回遊水槽の実現や、世界初のバショウカジキの飼育にいたるまでの興味深いお話も満載です。

 

「アクアマリンふくしま」は東北大震災で甚大な被害を受けました。

復興サポートで私も何度も足を運びました。

無事再開できた時にはとてもうれしかったです。

シーラカンスの展示や蛇の目ビーチ、河童の里(ビオトープ)などがあり、一日中いても飽きない水族館です‼

コブシ

春らしい陽気になりました。 散歩をしていてもついつい鼻歌が

「~白樺~あおぞ~ら、み~なみ風・・・コブシ咲く、あの丘北国の~♬」

そういえば、裏の保育園のコブシも、もうすぐ開花しそうです。

 

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コブシ (辛夷、Magnolia kobus) モクレン目 モクレン

 

【分布】

日本の固有種で、日本と韓国の済州島に自生しています。

よく似たハクモクレンは中国原産。  

 

【形態】

高さ10mの落葉広葉樹。幹はなめらかで白味があります。

花は白色で基部が少しピンクがかります。

花びらは6枚で、花の下に小さな葉っぱがあります。

よく似たモクレンは6枚の花びらと3枚のガクがあり、 花びらが9枚に見えます。

また花びらの下に葉っぱが付いていないので区別できます。

 

Kobushi.jpg (Photo by Wiki)

 

【生態】

4月に桜が散った頃から開花し始めます。 とてもいい香りの大型の白い花です。

花が終わると赤い実が白い糸で垂れ下がります。

和名はつぼみや果実の形が赤ん坊の拳に似ている ところから付けられたようです。